6.Akt 夢見るオーロラ | そうして物語は進んでゆくのさ…誰にとっても最も望ましくない方向へね…… |
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チュチュの存在意義に疑問が投げかけられる、急展開する第6話の始まりです! この話も大好きです。この第6話があるから、最終回以降のあひるちゃんとふぁきあの未来に希望がもてます、わたしは。 もちろん、金冠町の謎が端々に顔を覗かせているという意味でも大変魅力的な回です。 心を取り戻して行くにつれて自分の意志や疑問、と言うモノを持つようになってゆくみゅうと、それが気に入らないふぁきあ。前回のあひるちゃんに対する態度が態度だっただけに、幾分まろやかな対応に見えてしまう今回のふぁきあさんですが……わたしの欲目ですか?そうですか。 あひるちゃんはランプさんをちゃんと持って帰っているようで。窓からみゅうとの部屋を眺めるのは良いですが、屋根から落ちてるし。しかも…その、…パンツが……(笑)。細かいなあ。 今回猫先生も絶好調です。町に来た劇団の女優、パウラモニさんに一目惚れし、速攻で玉砕。しかしそんなことでは挫けません。たとえ彼女に旦那がいようが今度は勝負服を着込んできます。ああ、先生……(涙) しかし、今回はその旦那、パウロさんが恐ろしくかっこよく、わたしに希望をくれる人なのです! 「夢は一つじゃないといけないなんて決まりはないだろ?」「ぼくの夢に乗っかってみない?」「ぼくの夢も、恋も、まだまだ醒めちゃいないんだぜ」などなど名言の嵐!! もう、さすがだよブラッド団長!(声優ネタ/PS2ゲーム「ヴィーナス&ブレイブス」・ナムコ)。 ふぁきあ!お前も見習えー!っていうか、あひるにこのセリフを言えーっ!!(本気) あひるちゃんの「プリンセスチュチュ」の物語での夢は「王子様が幸せになってくれること」だけど、夢は一つじゃないといけない、って決まりはないんだから。 彼女が自分自身の夢を持ってくれることを願います。 いや、あひるちゃんなら大丈夫かな。きっとね(そう思えるのもパウロさんがここで言い切ってくれたおかげなんだけどね、ありがとうパウロさん!) 話は戻って、宝石屋さんのエデルさんとお話ししているあひるちゃん。 エデルさんはあひるちゃんのいった「可哀想でしょ」と言う言葉に反応します。 本当は誰が一番可哀想なのか? すごく深いなあ…みんなそれぞれに可哀想だとは思うけれど、自覚のないあひるちゃんが一番可哀想に思えるけどね。自分の意志と言うよりは、まだまだドロッセルマイヤーの意志によって動いてると思う。卵の章自体がそうとも言えるのか。ドロッセルマイヤーの手のひらの上の物語なわけだ。 エデルさんの持っている宝石の名前がすごい(笑)どこぞでこれは「物語に必要なモノだ」と言われていたけど。 「夢」「冒険」「希望(ドロ爺の物語には欠けているが)」「謎」、そして極めつけが「作者の都合」(苦笑) 「夢を見続けている人と夢から醒めた人ではどちらが幸せ?」エデルさんは良いなあ。こういうことを言えるエデルさんがステキです。本人は自分の疑問のままに言っているのかもしれないけどね。 るうちゃんはみゅうとの見せた笑顔が気になっているようで。 王子が王子に戻ってしまうことが無意識に不安なのか。物語の中でなければ、るうちゃんはただの女の子で、みゅうともただの男の子でいられるわけだから… あひるちゃんとふぁきあがパドドゥ踊ってくれるのは良いけれど、ふぁきあさん乱暴ですよ!ちゃんと最後までエスコートしてあげて下さい。 みゅうとの心の欠片を追っかけて、あひるちゃんチュチュに変身です。しかし今回、ツタを操って心の欠片を追いつめるチュチュは怖い!そりゃあ逃げるって! さんざん怖がらせた心を戻したせいか、みゅうとさん恐怖でパニックです。 ショックで静かに大泣きするあひるちゃんが…可愛いよう〜…。ここで完全にあひるちゃんに惚れました。 さてさて、チュチュの存在意義に疑問を持ってしまったあひるちゃん、どうやって立ち直るのでしょうか? そしてなにやらるうちゃんに異変が……怒濤の第7話へ続く! |
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