こうして物語は感染していくのさ!……スタッフの知らないところでね……ハハハハ。
(by 大迫 ”ドロッセルマイヤー” 英一郎)
って、誰か解る人いるかな(汗)
そんなこんなで、いきなり総評です。
各話解説はおいおいに。
しかし正直なところ、26話見てものすごく衝撃を受けました。胃、壊しました(苦笑)。三日間ろくにモノ食べられませんでしたからねぇ。
当時の日記を振り返ってみると……

6かん、チュチュ、見た。ここまでキモチわるくなるくらい心を揺さぶられると言うか…なんかもう つかれた。
かなしくないけど、かなしいのが つらい。なけない。
アヒルは幸せ? ふぁきあもこれでいいの?
私は可能性を信じたいと思っているのだろう。やっぱり私は人間の女だから、女の子の幸せをあひるに掴んで貰いたかったんだと思う。
あのままでも充分幸せなのかもしれないけれど。
2人の物語はこれからなんだから、だから、6のパッケ−ジはもう少し未来の2人だと思おうと思います。

一部抜粋(笑)
精神安定用に書いたヤツだから、めちゃくちゃで、全部はお見せできません(苦笑)
かなり文字が乱れていて、動揺加減がわかりますなぁ……
しかし、実際とどめを刺されたのは公式ガイドブックの監督のインタビューだと思いますが……(そんな夢も希望もないこと言うなよ監督〜。確かに、ふぁきあもあひるもそういうヤツだが……。その後で総監督と原案さんがフォローしている感じが何とも救われる、っちゃあ救われますが。あと最終話の絵に付いていたコメントにも…苦)
日記はこの後がんばって、プラス思考に立ち直ろうともがいていきます(苦笑)


しかしまあ、実際のトコロ嫌いじゃないですよ。あのラスト。2回以上みてやっとそう思えましたが。
25話のふぁきあのあのセリフもね。だって、あそこでふぁきあに鳥である自分を全面肯定されないと、あひるちゃん立ち直れないと思うし……あひるちゃんにとってはチュチュでも女の子でもなくて、なんの魔法もはたらいてない真の自分自身を好きになって、それは悪い事じゃないと認めてくれる人が必要だったわけで(チュチュとして王子様と結ばれても、きっと後ろめたさが残る)。あひるちゃん自身がそのことを(鳥であることを)好きになれなければ幸せにはなれないと思う。
そしてもしも、あひるが人間になる物語が続くとしたら、今度こそそれは劣等感から来る変身願望、自分を否定することで生まれる望み、ではなくて、心の底から自分の幸せのための望みになると思うから(ふぁきあとの幸せを強く希望/笑)。

だから「ここからあひるの物語が始まる」と言って下さった総監督さんには感謝です。
そしてその言葉を受けて……かどうかは解らないけど、それぞれに物語を紡いでいって下さる方々には大感謝です。こうして物語は感染、増殖してゆくのだなあとMISSING(by甲田学人/電撃文庫)みたいなセリフを思ってみたり。
だって実際、あのラストだからこそ今現在いろいろな方があひるとふぁきあの物語を書いて(描いて)いるんだよな〜と思うわけで。
それにあひるちゃんが人間になるに当たって本当に納得できる物語を紡ぐには、話数が圧倒的に足りない(笑)

最後に、本当にこの物語を紡いで下さったスタッフのみなさん、そして私に興味を持たせてくれたチュチュファンのみなさん、ビデオを入れてくれた近所のレンタルショップさん、本当にどうもありがとう。レンタルショップには3巻までしか借りなくてゴメン!(買ったから……)と言いたいが。
ここまで、次巻の発売が待ち遠しくて気が狂いそうになったり、終わったショックで胃を壊したり、発売元のサイトにパッケージイラストが載っているのを見て大騒ぎして家族をビビらせたりしたアニメははじめてだよ!
本当にどうもありがとう。その存在と出会いの偶然に、惜しみない感謝を!!


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2005.2.2 ちょっと表現を修正。
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